『太陽の主』あらすじ徹底紹介【第16話〜第20話】ネタバレ注意

人気漫画『太陽の主』が気になっているけどどんなストーリーなの?という方向けの記事です。


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ここでは16話・17話・18話・19話・20話のあらすじをどこよりも詳しく紹介します!



20話以降のあらすじを見たい方はコチラから見ることができます。


ネタバレを含む内容となっていますので、未読の方はご注意ください!

作品情報


原作小説

作品名:『太陽の主』 (韓国語タイトル:태양의 주인) (英語翻訳タイトル:Elixir of Sun)

作者名:solddam

ウェブトゥーン(漫画)

  • 原作: solddam
  • 脚色: KONN / One
  • 作画: SongYi

登場人物

主要人物

丹(ダン): 神の罰によって、終わりのないひどい渇きに苦しむ皇帝

芭陽(バヤン): 治癒力を持つ「シヨ族」の一員ですが、なぜか治癒力を持たず、村人から差別的な扱いを受けている少女

その他登場人物

佳礼郎(カレイロウ):皇帝護衛軍の大将

樹日留(ジュヒュル):皇帝の右腕のような存在で頭脳派

波落(ハラク):黙虎(モッコ)という部隊に所属し、闇の中で見聞きしたことは全て陛下に報告することが仕事

秀蓮(スヨン):芭陽(バヤン)の侍女。真面目すぎるのが玉にキズ。芭陽(バヤン)のことを大切に思う一人

『太陽の主』:第16話

前回の続きから物語は始まります。


なかなか眠りにつくことができない佳礼郎(カレイロウ)。



すると馬車の扉が急に開く音がし、振り返ると、意識が朦朧としていて焦点があっていない状態の芭陽(バヤン)が馬車から降りて来ました。



真夜中に靴も履かずに外に出てきた芭陽(バヤン)に驚く佳礼郎(カレイロウ)と黒鬼達。



隊員の一人が芭陽(バヤン)に大丈夫か声をかけますが途端に佳礼郎(カレイロウ)はそれを制止します。




すると芭陽(バヤン)は天を見上げ、月を見ながら私の血を全て捧げるから母を助けてくださいと祈りを捧げます。




何度も何度も同じ言葉を繰り返し、涙を浮かべながら必死に祈る芭陽(バヤン)の姿に佳礼郎(カレイロウ)達は心を痛めるのでした。


次の日芭陽(バヤン)は目を覚ますと足袋が泥だらけだということに気が付きます。



芭陽(バヤン)は自分が昨夜外に出たことは覚えていない様子でした。




外を見ると護衛たちの姿が見えません。




佳礼郎(カレイロウ)に聞くと朝から狩りに出かけていると聞き、毎回村に立ち寄って食料を買っているから食料が足りなくなることはないだろうと不思議に思う芭陽(バヤン)。




実は昨夜の芭陽(バヤン)の姿を見た隊員たちは、芭陽(バヤン)に何かしてあげられないかと考え、元気がつく朝食を食べさせてあげたいと朝から狩りに出かけたのでした。



火をおこし、朝食の準備をしている隊員幕林(マクリン)は治療前のツンとした印象がガラッと変わったので芭陽(バヤン)もよく覚えていました。




そんな幕林(マクリン)が料理担当なんて…とその様子を見守っていると山から大量のうさぎを狩ってきた隊員たちがぞろぞろと帰ってきました。




さらに山で花を摘んできて、プレゼントしてもらった芭陽(バヤン)はとても嬉しく思い、また隊員の治療を続けようとします。




しかし、治療のことはもう気にしないでくださいと隊員達からは断られてしまいます。




昨日の時点では治療待ちの隊員がたくさんいたのにとここでも芭陽(バヤン)は不思議に思うのでした。


隊員達は彼女へのやましい気持ちと申し訳なさでいっぱいでした。




芭陽(バヤン)の血は誰かの苦しみを代わりに担うようなものであり、隊員達はこの力を利用しようと近づいてくる者が出てきてもおかしくないと考え、芭陽(バヤン)の力については秘密にしようと話し合っていました。





太武帝の許可が降りない限り、隊員達のできることは限られており、側室として選ばれた芭陽(バヤン)の運命はすでに決まっていると知りながらも、これ以上芭陽(バヤン)が残された時間だけでも苦しむことのないように願うのでした。



一方、その頃太武帝は何人もの人を虐殺し、血だらけになりながら「喉が渇くな…」と呟きます。




芭陽(バヤン)が今向かっているのはこの太武帝のところです。




芭陽(バヤン)の幸せを想う黒鬼たちと対象的なシーンに心が痛みます。



黒鬼の人たち、良い風に描かれているけど、最初は芭陽(バヤン)の力を自分たちが利用していたんだからあまりの手のひら返しにちょっと複雑…。
でもこれからは芭陽(バヤン)を裏切らずに守ってほしいね!頼んだよ!

『太陽の主』:第17話

芭陽(バヤン)はなぜ治療を受けないのか朝食を用意している隊員達に話しかけます。



隊員達はギクっとしながら上手く返事を返すことができません。




そこに秋江(チュガン)が現れて自分達は戦場でしぶとく生き残ったゴキブリ以上の生命力を持っているので大丈夫だから、芭陽(バヤン)の力のことはしばらく秘密にしておこうと提案をします。




女性は秘密があったほうがより魅力的だから…と秋江(チュガン)お得意の話術で芭陽(バヤン)を説得します。



((隊員達はいいぞ秋江(チュガン)…!口の達者なお前ならできる…!!))と心の中で秋江(チュガン)を応援しているのでした。




しかし相変わらず芭陽(バヤン)には全く通用しません。



とりあえず食事をしながら考えてみてはと秋江(チュガン)は提案します。





しかし芭陽(バヤン)に勧め、秋江(チュガン)も口にした野いちごは毒があるもので、結局芭陽(バヤン)に隊員たちは血をもらうことになってしまうことになってしまい、秋江(チュガン)は総攻めに遭うのでした。


その後も隊員からの貢物が後を絶えません。




ここまで優しくされたことがなかった芭陽(バヤン)はとても嬉しく思います。



感謝の言葉を受けた隊員たちもまた喜んでいました。



そんな姿を遠くから見ていた佳礼郎(カレイロウ)は自分で摘んできた薔薇の花を握りつぶし、摘んできた薔薇の花びらが散っていきます。



そしてその描写と共に””未練を断つんだ””と自分自身を言い聞かせていました。


ついに芭陽(バヤン)達は皇宮に到着します。




佳礼郎(カレイロウ)は陛下を避けるよう伝えたほうがいいのか悩みますが、元気な芭陽(バヤン)の姿を見て少し安心した表情を浮かべます。



そして幕林(マクリン)がすっと芭陽(バヤン)の前に現れ、芭陽(バヤン)に護身用の睡眠薬を渡します。




隊員達はなんのつもりかと驚きますが、危険を感じた時に相手の顔にかけたり、食事に混ぜたりして使うと良いですと芭陽(バヤン)に伝えるとそれを聞いた佳礼郎(カレイロウ)は陛下に使えということかと幕林(マクリン)の行動に驚きます。




幕林(マクリン)がしたことは投獄され、数ヶ月拷問される大罪だったからです。




それでも毒に詳しい幕林(マクリン)だから陛下の命を危険に晒さない程度に調整しているはず…とまずいと思いながらも念のため持っているようにと佳礼郎(カレイロウ)は容認するのでした。


そして芭陽(バヤン)の世話係の侍女が迎えにきたところでついに佳礼郎(カレイロウ)達と別れの時を迎えます。




最後に芭陽(バヤン)は佳礼郎(カレイロウ)達に今までの感謝の言葉と共に頭を下げました。




そうして呆気なく芭陽(バヤン)は侍女に連れられ、皇宮内に入っていきました。





そんな姿を見送りながら、佳礼郎(カレイロウ)はまた必ず会えるよう祈ることしかできませんでした。




最初は罪悪感から芭陽(バヤン)に優しくしてた隊員達も最後はみんな芭陽(バヤン)のことが大好きって感じだったな〜。

やっぱ芭陽(バヤン)は他の側室とは違う魅力があるのかな?

そして佳礼郎(カレイロウ)は陛下に忠実なのは良いけど、何も展開なくてちょっと残念。
また早いうちに再会できるといいね!

『太陽の主』:第18話

陛下の元に挨拶に来た佳礼郎(カレイロウ)。



陛下から黒鬼が側室に花を捧げたが本当なのかと佳礼郎(カレイロウ)に尋ねます。



そのことを陛下が知っているとは思わなかった佳礼郎(カレイロウ)は驚きます。




おそらく報告したのは波落(ハラク)という黙虎(モッコ)という部隊の一人で、闇の中で見聞きしたことは全て陛下に報告することが仕事。




それが仕事だとわかっていてもそんな細かいことまで全部伝える必要はないだろうと、佳礼郎(カレイロウ)は心の中で怒ります。





陛下のことは裏切っていないものの、陛下に心の奥深くの秘密さえ見抜かれるような気がして、自分の心の葛藤含め、全てを話してしまおうとしますが、陛下にずっと戦場で生きてきた童貞だからそれくらいは許すと結局何かを見抜かれてしまう佳礼郎(カレイロウ)でした…。(童貞は否定してました)


今はそんな冗談を言いながら穏やかな表情をしている陛下でしたが、狂気が宿った瞬間全てが変わり、美しさも高貴さも跡形なく消えてしまうことを佳礼郎(カレイロウ)は知っています。




なんの躊躇もなく剣を振り回し、流れ出た血を飲む…きっと芭陽(バヤン)も例外なくその運命を辿るだろうと陛下の前で少し考えごとをしてしまいます。




佳礼郎(カレイロウ)は陛下から不意に意見を求められ、「とても綺麗なお方でした」と陛下に言ってしまいます。



陛下はさっきの穏やかな表情一変し、皇帝の顔つきになっていました。




すぐに気がついた佳礼郎(カレイロウ)は聞かれた意見が側室としての芭陽(バヤン)のことではなくシヨ族としての芭陽(バヤン)に関することだったとすぐに切り替え、報告を続けます。




シヨ族はシヨ族特有の銀髪だけではなく、漆黒のような色の髪をしている者も存在したと報告します。(芭陽(バヤン)のこと)




黒シヨは治癒力を持たないと言われているにも関わらず、側室として帝国に送ってきたことで、村に合併する口実ができたと陛下は静かに喜びました。



通常太武帝は年貢を大幅に下げることを条件に側室を要求し、その側室は全員太武帝の狂気が現れた日に殺されてしまいます。


側室の死と共に以前より年貢は上げられ、年貢の引き下げと引き換えに新たな側室を帝国は要求します。





要求された村はこれを断れば多額の年貢か血による征服しか待っていないためこれを断ることはできません。




太武帝は自分の狂気さえも政治に利用する男で、側室とは自分の狂気を鎮める生贄であると同時に王権の強化と征服の口実を作るための手段でしかありませんでした。


今回村としては帝国の命令(新たな側室を差し出せという命令)を都合よく解釈し、村の厄介者を差し出しました。




しかし帝国からすれば最下層民を側室に送ったも同然です。



帝国としては訳ありの黒シヨを側室に送った村に圧をかける立派な口実になります。




このことを知っていた佳礼郎(カレイロウ)は黙って芭陽(バヤン)を連れてきたのでした。



しかし予想外に厄介者扱いされてきた芭陽(バヤン)こそ誰よりもつよい治癒力を持っているということはまだ陛下も知らない様子でした。





波落(ハラク)から報告がまだなのか?と佳礼郎(カレイロウ)は不思議に思います。




そこで佳礼郎(カレイロウ)は陛下に芭陽(バヤン)は他のシヨ族と比べられないほど強い治癒力を持っており、シヨ族の村長でも治せなかった佳礼郎(カレイロウ)の持病が治ったことを報告します。





しかし芭陽(バヤン)の身を案じ、血を使って治療をすることは伝えませんでした。




黒シヨは治癒力を持たないとされてきたので面白い話だと陛下は芭陽(バヤン)に興味を示します。




一方芭陽(バヤン)は侍女秀蓮(スヨン)と一緒にこれから住むことになる屋敷に着きます。




部屋は7つもあり、村長の家が厠(トイレ)と思うほど広くて豪華な屋敷でした。





はしゃぐ芭陽(バヤン)ですが、お腹が空いたので侍女に食事を頼みます。





そうして久しぶりにひとりになった芭陽(バヤン)はやっとひとりになれたと息をつきます。





いつも気にかけてくれていた佳礼郎(カレイロウ)も護衛をしてくれていた黒鬼も黙虎も誰もいません。





芭陽(バヤン)はやっと泣いても大丈夫だと沈んだ表情を見せるのでした。




佳礼郎(カレイロウ)はわかりやすいやつだ…。

陛下でなくても私が見てもわかるよあれは。
童貞だけは否定してたけど本当か!?相手が気になっちゃう笑

そして陛下と芭陽(バヤン)の出会いはもうすぐなのかな?やっとひとりになれた芭陽(バヤン)だけど、誰かそばにいてあげてほしい…。

『太陽の主』:第19話

やっとひとりになれた芭陽(バヤン)はなぜ母は芭陽(バヤン)の血に治癒力があると知りながら教えてくれなかったのかと考えてしまいます。



できることなら母が死んでしまったあの日に戻れたら良いのにと、母に会いたい気持ちが溢れ、涙を流します。



いつの間にかそのまま意識を失っていたようで、気が付くと丸1日中寝ていたと秀蓮(スヨン)に教えてもらいます。



芭陽(バヤン)は全身筋肉痛で衣服が汚れていることに気が付きますが、秀蓮(スヨン)に長旅だったからとはぐらかされてしまいます。




実はまた夜中に泣きながら宮中を彷徨っており、芭陽(バヤン)自身はそのことを知らない様子でした。




その症状は夢遊病と呼ばれ、この病気になるほど芭陽(バヤン)は今まで苦労してきたのかと秀蓮(スヨン)は同情するのでした。




その後豪華な食事を食べている時も思わず母に話しかけるように秀蓮(スヨン)に話しかけてしまいます。




咄嗟になんでもないという芭陽(バヤン)でしたがその目には涙が。



秀蓮(スヨン)に涙を拭いてもらう芭陽(バヤン)は、涙が出るくらい美味しかったのかな?といつもの明るい性格でその場を和ませようとしました。



秀蓮(スヨン)は気をしっかり持ってくださいねと芭陽(バヤン)に伝えますが、芭陽(バヤン)は何のことかわからず首を傾げます。




これから小さな壺を持った使いの者がここに来てその壺の中には陛下をお迎えする順番を決めるくじ入っているのでそれを引かないといけないと秀蓮(スヨン)は言います。





太武帝が即位してからは側室は大事な後継者を産むためではなく、狂気を鎮めるだけの存在になったことから最も可哀想な存在になりました。陛下をお迎えする順番…すなわち死を迎える順番なのです。



その後壺を持ってきた使いの者は顔がパンパンに腫れ上がっていました。





誰かに殴られたのか心配する芭陽(バヤン)でしたが、とりあえずくじを引こうと壺の中に手を入れます。




すると壺の中には紙が一つしか入っていませんでした。秀蓮(スヨン)はおかしいと思い、使いの者に説明を求めます。





使いの者は芭陽(バヤン)が一番遅く到着したのでくじを引く順番が最後になったと言います。





しかし前回は一番遅く到着した妃が最初に引いていたことを知っていた秀蓮(スヨン)は他の妃と手を組んだんだと使いの者を叱責します。






このくじ引きは無効だと秀蓮(スヨン)は言いますが、芭陽(バヤン)は一番いいのはとられたかもしれないけど、最悪でもない気がすると言います。




なぜなら使いの者の顔が腫れているのはハズレを引いた妃に叩かれたからではないかと推測したのです。




秀蓮(スヨン)は納得がいっていないようでしたが、芭陽(バヤン)はくじを受け取ったので使いの者は帰ろうとします。




しかしそれを芭陽(バヤン)は引き止め、腫れた顔の治療をすると伝えます。

どんなに優しくしてくれる人たちと出会ってもやっぱり夢遊病は治らないのかな?

侍女ってたまにヒロインを貶める場合があるから警戒していたけど秀蓮(スヨン)は優秀そうだし芭陽(バヤン)に対して忠実だし安心した!
これから芭陽(バヤン)を支えてあげて〜!

『太陽の主』:第20話

くじを持ってきた使いの者の顔が腫れていたので治療しようと自らの血を渡しましたが、人の血は飲めないと使いの者は最初は拒みますが、芭陽(バヤン)がシヨ族ということを知ると、恐る恐るですが、芭陽(バヤン)の血を口にします。



するとみるみる腫れは引き、痛みも消えていきました。




ここから追い出されたくなければ今回のことは口外しないよう秀蓮(スヨン)に念を押されながらも元気に使いの者は帰っていきました。



使いの者が帰った後、芭陽(バヤン)はくじには何て書いてあるのか秀蓮(スヨン)に尋ねます。


芭陽(バヤン)は字が読めないことを告白します。



代わりに秀蓮(スヨン)がくじの内容を確認すると2番目でした。




2番目ということは来月であり、死ぬまで2ヶ月もないのにくじの結果を聞いても穏やかな表情のままの芭陽(バヤン)にまさか何も知らないのでは?と心配します。




しかし芭陽(バヤン)は自分が殺されること、また側室だけではなく侍女も殺されるということも知っていました。




さらにその日秀蓮(スヨン)には別のところにいてもらうつもりだから安心するように伝えました。




それが運命なら従うしかないという芭陽(バヤン)に、諦めてはいけませんと秀蓮(スヨン)は訴えます。




しかし芭陽(バヤン)は諦めてなんていないと即否定します。



なぜなら母が視力を手放してまで見つけてくれた運命(幸せになれる運命)を芭陽(バヤン)は信じているからです。



一方、新しい側室の順番が決まり、気になっていた黒シヨは2番目であることを知った陛下は長く待たなくて済んだなと呟きます。





陛下の部屋には佳礼郎(カレイロウ)と樹日留(ジュヒュル)という陛下の右腕とも言える家臣がいました。




この2人はあまり仲が良くなさそうですが、それぞれの立場で優秀な結果を残しているからこそ、陛下直属の部下として皇宮に務めているのだと推測します。




今回の側室の順番をめぐり、大金の取引が行われたと樹日留(ジュヒュル)は報告します。




関係者を全員捕まえるか陛下に尋ねますが、陛下は放っておくことに。




いずれ時が来たら素知らぬ顔で親戚まで一気に捕まえるつもりだろうと佳礼郎(カレイロウ)は考えます。

そして佳礼郎(カレイロウ)はこの帝国についての回想をはじめます。



ーー帝国の皇帝たちは必ずと言っていいほど狂病を持って生まれ、今回の皇帝のように殺戮を行う場合もあれば先代のように情事に走る者もいたといいます。




しかし共通していることはひどい渇きから始まるということ。



先代は大した業績は残さず、女遊びで生涯を閉ざしました。



そうして生まれてきた19人の子供のうち5番目に生まれた現皇帝、丹(ダン)はかつてないほど鮮明な赤目をしていました。




それは太武霊の血を濃く受け継いでいる証でもあり父親はひどく嫉妬し、丹(ダン)を虐待、暗殺、毒殺まで試みた末当時まだ15歳だった丹(ダン)を戦場に送り込んだのでした。




しかし父親の企みとは裏腹に戦場は丹(ダン)の狂気をどこまでも発揮できる最高の場所でした。狂気で暴れるたびに重なる勝利。



帝国はどんどん強くなっていきました。



それでも後を継がせたくなかった父親は無能な長男を皇太子に即位させました。



しかし即位式の近いある日に変死した皇太子の屍が見つかり、その後他の皇子たちも次々と殺されていきます。





死を恐れた父親は引きこもった挙句、病死しました。



おかげで丹(ダン)は順調に皇帝に即位することができたのです。


腐りきった貴族たちは丹(ダン)に女と薬を渡しながら、権力を守ろうとしましたが、丹(ダン)は即位してすぐに腐敗した官僚たちの取り締まりをはじめました。




民衆からも大きな支持を得ることができた一方、生き残った貴族たちは丹(ダン)を消す機会を窺っていました。



そんなある日、事件は起こります。



皇帝の即位を祝う宴に参加した貴族20名以上が全員丹(ダン)によって殺されます。(通称:血の宴会)



佳礼郎(カレイロウ)は今でも血に染まり立ち尽くす美しい丹(ダン)の姿を思い出すだけで体が震えると思い返します。




佳礼郎(カレイロウ)の回想はここで終わります。

樹日留(ジュヒュル)との話が終わった丹(ダン)は佳礼郎(カレイロウ)にシヨ族についてまだ報告してないことがあるのではと問われます。



血で治療することを報告していなかったが陛下はすでに知っていたのかと思った佳礼郎(カレイロウ)は丹(ダン)にどうか殺してくださいと頭を下げ謝罪します。



丹(ダン)はそれは話を聞いてから判断すると伝えます。果たして佳礼郎(カレイロウ)は無事に生き延びることができるのでしょうか…。


ようやく皇帝の名前が出てきたね〜!
そしてまた読めない人物樹日留(ジュヒュル)が出てきました。

歴代の皇帝たちはみんな狂病を持っていたこと、父親がクズだったこと、丹(ダン)もなかなかやばい奴ということが今回わかったけど、話全然進んでない!

けど、この国の成り立ちを読者に理解してもらうための重要な回だったとも言えるね。

まとめ

人気漫画『太陽の主』16話・17話・18話・19話・20話のあらすじをご紹介しました。

この記事を読んで続きが気になった方はぜひチェックしてみてください♪


ここまでお読みいただきましてありがとうございました。

あらすじ・ネタバレ
プロフィール
kou

こんにちは!このブログを運営している【Kou】です。最近はLINE漫画にハマっていて、読み終わった後のみなさんのコメントを読むまでがルーティンです❤︎そこで出会ったおすすめの漫画をシェアできたらと思い、ブログを始めました。サブタイにもしていますが、キュンは心のビタミンです❤︎素敵な漫画ライフを!

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