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人気漫画『転生したので闇落ち野獣を手懐けます』29話・30話のあらすじを紹介、筆者から見た各エピソードの感想など各話深掘りしていきます。
その他の話はこちらから見ることができます。

この記事はネタバレを含むあらすじ紹介になりますのでご注意ください!
作品情報
原作情報
作品名: 転生したので闇落ち野獣を手懐けます
(韓国語タイトル: 환생했더니 흑화 야수를 길들이게 되었습니다)
作者名: Hwang DoTol
URL:https://series.naver.com/
(NAVER SERIES(ネイバーシリーズ))
漫画情報
原作: Hwang DoTol
脚色: Ryuho
作画: yangdam
登場人物
レナティス:18禁の闇落ち小説のヒロインの妹に転生した主人公。
悲劇的な結末を迎える姉を救うため、自ら野獣と呼ばれる「テオドール」の生贄となることを決意します。
非常に明るく前向きな性格。

テオドール:狂気に満ちた野獣と恐れられる男性主人公。
原作小説では、ヒロイン(レナティスの姉)に執着し、悲劇を引き起こしてしまいます。
レナティスと出会うことで、彼の運命も変わり始めていきます。

『転生したので闇落ち野獣を手懐けます』:前回はどう終わってる?
インストゥに弓矢の才能を認められ、テオドールに無事習う許可をもらったレナティスでしたが、野獣化したときすぐに駆けつけることができるようテオドールに部屋の移動を命じられます。
その場所とは…!?
『転生したので闇落ち野獣を手懐けます』:第29話
スギエンがお昼寝をしていると勢いよく部屋に入ってくるレナティス。
びっくりしたスギエンは気分良く寝ていたところを邪魔され、怒っていましたが、今より広くて日差しも入るいい部屋に引っ越しすると聞くと、コロッと態度をかえ、レナティスと一緒に部屋を移動することに。
前回テオドールがレナティスに引っ越すよう命じた部屋とはテオドールの部屋と繋がっている1室で本来なら大公妃が寝室として使っていた部屋でした。
今までの部屋も十分に良い部屋でしたが、レベルが違うと感じるほど豪華な部屋でした。
レナティスはついこの間まで小説の脇役に過ぎなかった自分がこんな貴重な部屋を自分が使っていいのかと思い、そしてこのドアひとつ向こうに常にテオドールがいることを考えると胸がざわつきます。
(スギエンの腹が減ったという声が聞こえないほど)
一方隣の部屋から物音が聞こえてきたテオドールはレナティスが移動してきたことを感じとります。
インストゥがレナティスを担いで部屋に入ってきた瞬間、怒りの気持ちと共に二度とレナティスを他のものに握らせない(触らせない)と決心したと振り返るテオドール。
昔読んだ童話で自分が凶暴だと知りながらも美しい姫を誘拐し、高い塔に閉じ込めたドラゴンの気持ちがわかるとレナティスに対する感情は着実に大きくなっていることが伺えます。
魔女に惑わされていたとしても関係はないと考えているようで、はじめて自分を理解し、温かい声で大丈夫だと言ってくれたレナティス。
そして安心という感情を与えてくれたレナティスのことをテオドールはどんな手を使ってでも手に入れたいと思っているようです。
引っ越してからは何か起こるということはなく日常は流れていきます。
レナティスはインストゥに弓の指導を受けながらテオドールのお茶の世話をし、そしてテオドールが野獣化することもなく平和な日々が過ぎていきました。
そう、過ぎていたと思っていたのですが…
まさかのパベル伯爵令嬢が再びテオドールを訪ねて屋敷にやってきたのです。
それもちょうどレナティスと顔を合わせるお茶の時間に。
レナティスはテオドールの顔に泥を塗ることはできないと心は嫌々ながらもしっかり給仕をしていましたが、突然パベル伯爵令嬢がレナティスからにおいがすると言いたいような発言をしてきます。
思わず反論するレナティスでしたが、言葉を被せるようにパベル伯爵令嬢は私がでたらめを言っているとでも?とレナティスに言い返してきました。
パベル伯爵令嬢の発言を尊重するかのようにテオドールは窓を開けろとレナティスに指示を出したため、パベル伯爵令嬢は満足げです。
弓の訓練の後はシャワーを浴びていたのにこんな屈辱的なことをテオドールの前で言われ、レナティスは泣きそうになりますが、窓を開けた途端心地よい風に包まれ、落ち着きを取り戻します。
そしてレナティスは自分が臭いからテオドールは窓を開けろと指示を出したのではなく、パベル伯爵令嬢から逃げられるようにしてくれたんだというテオドールの心遣いに気がつくのでした。
一方パベル伯爵令嬢はご機嫌な様子で理想の女性についてテオドールに尋ねます。
テオドールは特に理想はないといいますが、嫌いな女ははっきりしていると前置きをし、”招待もされていないのに人の家に押しかけ、人のものに勝手に手をだす無礼なやつ”と言葉を続け、パベル伯爵令嬢を睨むように視線を送り”それから…暴力的な人間”とパベル伯爵令嬢を一蹴するのでした。
本人は自覚があるのか青ざめている表情でしたが、果たして効いているのか…。

引っ越し先はやっぱりテオドールの隣なんだー!
しかも部屋間で移動できるやつ!!
屋敷の構造は本編に図解で説明あるのでそちらをチェックしてくださいね❤︎
それから…テオドールの独占欲いいね!!
両片思いなのか、でもレナティスも自分の気持ちをなかなか認めないし似てるところあるよなあ。
パベル伯爵令嬢の再登場はいらないなと思ったけど、あそこまではっきり言ってくれるテオドールに惚れるしかないよね!!
そこまで愛されてるレナティス羨ましいよ〜!❤︎
『転生したので闇落ち野獣を手懐けます』:第30話
暴力的な人間が嫌いーーー。テオドールの言葉に場の空気が凍りつきます。
テオドールは以前レナティスが酷い目に遭ったことを知っているのかとパベル伯爵令嬢とレナティスは驚きを隠せません。
パベル伯爵令嬢は下手なことを言えば自ら暴力的な人間だと認めてしまうことになる為、しらを切って話題を変えようとしますが、テオドールはお見通しだったようで、嘘をつく者がいちばん嫌いだと言葉を続けました。
結局パベル伯爵令嬢は何も言い返せずにレナティスを睨みながら去っていきました。
二人きりになったところでレナティスがテオドールにお礼を言いますが、テオドールは別に。とそっけない様子。
とぼけているテオドールが可愛くて思わず笑ってしまうレナティス。
レナティスの笑った顔を見たテオドールもレナティスのことを可愛い…と思っているようです。(顔は口角上がり気味ですがほぼ無表情のまま)
そんな出来事があったと後日インストゥに報告するレナティス。
あのテオドールがメイド一人にそこまでするか?と疑いますが、単純なインストゥはテオドールも優しいところがあるからなと深くは考えていないようでした。
こんな雑談をしながら弓矢を教わるレナティスでしたが、実際は基礎体力向上のために筋トレがほとんどで不満げです。
才能があると言ってくれたから頑張っているのにとレナティスとインストゥは才能についての話になります。
そしてテオドールも努力型だったとインストゥが話をしてくれます。
テオドールの兄であるエメンズはまさに天才で、対するテオドールは血のにじむような努力をしなければならなかったといいます。
(テオドールの兄の名前がエメンズということをレナティスは初めて知ります。)
そしてそのエメンズが生きていれば今の大公家のように不安定ではないはずだとインストゥは続けます。
テオドールが成人してかなり経つのに大公はいまだに主要な権限をテオドールに渡していない状況で、このままだとテオドールの肩身が狭くなり、身にも危険が及ぶかも…と話したところでついつい話過ぎてしまったと気がついたインストゥはレナティスの頬をひっぱり、不安そうな顔をするなと話を終わらせました。
今まで覚醒したおかげでカルオ大公家についてよく知っているつもりだったレナティスでしたが、兄の存在や大公家の勢力が揺らいでいること、テオドールの身に危険が迫っていることを全く知りませんでした。
作者はどうしてこんな複雑な設定にしたのかと気分が落ち込みつつもインストゥにも何か出生の秘密があるのでは?と尋ねますが、特に出てきませんでした。
これ以上レナティスが知らない設定や内容が出てこないといいなと願っているレナティスなのでした。
場面は変わりパベル伯爵令嬢が誰かの膝の上で泣いています。
その相手とは…カルオ大公妃:テルマ(テオドールの母)でした。
テルマはパベル伯爵令嬢に落ち着くよう伝え、何があったのか全て話してみるようパベル伯爵令嬢をなだめていました。

パベル伯爵令嬢本当にもうお腹いっぱいなんですが…笑
最終的に大公妃に泣きつくなんて、やり方が古い!
でもテオドールとの親子関係ってどうなんだろう。
父親同様あんまり良くないのかな。
できれば母親くらいテオドールの味方でいてほしいんだけどなあ。
テオドールの今の状況を改めて読者も把握できたのは良かった!
これからこの状況をレナティスと一緒に良くしていくってことだよね!応援するよ!
まとめ
人気漫画『転生したので闇落ち野獣を手懐けます』29話・30話のあらすじ・筆者から見た各エピソードの見どころをご紹介しました。
31話以降のあらすじも随時更新予定です。
この記事を読んで続きが気になった方はぜひチェックしてみてください♪
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。
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